小中学校にPC一人一台で一台27万円のタイトルは釣り
話題になったITの事件等をメモしておきます。
完全に自分用のメモで、書いていることも個人的な感想です。
内容については、一次ソースをあたってください。
小中学校に一台PC27万円という記事がぷちバズってたので気になって調べてみました。
27万って高くね?
はい。高いです。実際に27万円なら。
比較対象としてみてみると、これが27万ぐらいです。
kakaku.com
第9世代2.3GHz 8コアIntel Core i9プロセッサーと1TB SSDを搭載した16型MacBook Pro。
美し響きですね。
でも、そもそもPC代は27万じゃない
ポストセブンの記事のタイトルは、
1台27万円? 小中学校に「PCを1人1台」で膨れ上がる予算
と書いてあります。
しかし、実際に記事を読んでいくと、
リース料総額24億7200万円。この「合計額」を「端末数」で割って単価を計算すると、1台あたり実に27万8000円
とあります。
よって、端末一台あたりの価格ではまったくないです。
引き続いてこう書かれています。
端末代だけではなく、保管ラックも必要だし、初期設定を含めた保守の費用、無線LANの設置費用も含まれる
保管ラックや初期設定、無線LANの設置は最初だけですが、保守費が含まれているようです。
ちなみに、記事中にもありますが、2019年の文科省の報告書には、端末の調達費用の補助単価は4万5000円とのことです。
中身読みましょう
はてなのコメントをみていると、圧倒的に「たけえ」のコメントが散見されます。
たしかにタイトルだけ見ると、PCの一台あたり27万円は激高です。
しかし、中身を見ると、全然高くありません。
情報はある程度確認することが大事ですね。